マトウダイのおすすめレシピ7選!旬や美味しい食べ方・捌き方まで解説
- マトウダイってどんな食べ方(レシピ)が美味しいの?おすすめの食べ方が知りたい!
- マトウダイの旬の時期っていつ?
- マトウダイって高級食材って聞いたけど本当?
こんなマトウダイに関する食べ方、味に関する疑問に答えます!
マトウダイはフレンチでは「サンピエール(聖ペテロ)」と呼ばれる程の高級食材。うまみも甘みもある大変美味しい魚です。
体の中心に的のような模様があるのが特徴で、日本ではほぼ食べられることのない未利用魚の一種です。
この記事では、未利用魚の加工・販売のプロである当社が、マトウダイのおすすめの食べ方、美味しいかんたんレシピから捌き方まで教えます。
この記事の監修者
井口剛志(いのくち つよし)
株式会社ベンナーズ代表取締役。実家は祖父母の代から続く水産加工業。未利用魚を活用したサブスク「Fishlle!(フィシュル)」を立ち上げ、未利用魚と魚のフードロス問題解決のため、全国各地の港を奔走。特技は三枚おろし。年間40トンの魚を扱っており、未利用魚の専門家でもある。
ダイヤモンドオンラインFNNプライムなど多数のメディアで取材しています。
マトウダイは食べ方のバリエーションが豊富!これを読んでぜひあなたのお気に入りの食べ方を見つけてくださいね。
1.マトウダイとは?
マトウダイは先程も書いたように、フランスでは「サン・ピエール」(聖ペテロ)という名前がつくほどの高級食材。
名前の由来にもなっている体の中心に大きな的(まと)のような斑点がある他、針金のような数本の背びれがついていたりと見た目がとにかく特徴的です。
旬の時期は「冬」!
マトウダイの旬の時期は冬。産卵期を迎える春によく獲れますが、産卵に備えて栄養を蓄えている冬の方が味は良いです。
日本では「未利用魚」となることが多い
マトウダイは日本において「未利用魚」になることが多い魚です。
未利用魚とは、形が悪かったり傷がついていたり、出荷する相当数数が揃わなかった(十分な水揚げ量がない)等の理由だけで、価値がつかず市場に出回らないもったいない魚のこと。
マトウダイが未利用魚になる理由は、
- 頭が大きく食べられる部分が少ない
- 骨の入り方が独特で加工しづらい
この2つが主だったところです。
より詳しくは下記記事に掲載していますので合わせて読んでみてください。
未利用魚の一覧:未利用魚の種類は?名前と未利用魚になる理由を解説
2.マトウダイを美味しく味わえる!おすすめレシピ7選
ではここからはマトウダイをおいしく食べられるレシピを7つご紹介していきます。
刺身
マトウダイの味をしっかり楽しむには、まず刺身で食べてみるのがおすすめです。
新鮮なものであれば、肝を醤油に混ぜて肝醤油を作り、それで刺身を食べると絶品です!
カルパッチョ
「刺身は食べ飽きたけれどせっかく新鮮な魚だし生で食べたい…」
そんな方におすすめなのが「マトウダイのカルパッチョ」です。
刺身のように切ったマトウダイにベビーリーフなどお好みの野菜をのせ、オリーブオイルとレモン汁、醤油で作ったドレッシングをかけるだけです。
- マトウダイは適度な厚さに切って軽く塩・こしょうをし、冷蔵庫で冷やしておく
- 野菜は切って洗っておく
- オリーブオイル、レモン汁、醤油、ニンニクを混ぜてソースを作る
- お皿にマトウダイと野菜を盛りつけ、ソースをかける
※参考:https://cookpad.com/recipe/1659425
ムニエル
ムニエルとはフレンチの定番料理のひとつで、魚の切り身に小麦粉をつけバターで焼いたものです。
本場フランスではムニエルにマトウダイが使われることが多く、相性は抜群です。
- マトウダイの切り身に塩・コショウをふり、小麦粉をまぶす
- フライパンにバターを入れて熱し、マトウダイを皮目を下にして焼く
- 裏返して弱火で焼く
※参考:https://cookpad.com/recipe/6671248
煮付け
頭や内臓、ヒレを取ったマトウダイを煮付けにするのもとてもおいしいです。
酒やしょうゆ、みりんでシンプルに味付けすると良いですね。
- 広めのフライパンに酒、しょうゆ、みりん、砂糖、顆粒和風だし、水を入れ、沸騰させる
- マトウダイと生姜スライスを入れ、中火で18~20分煮る
※参考:https://cookpad.com/recipe/2473402
塩焼き
「焼魚にして食べたい!」という方は、シンプルに塩を振って塩焼きにするのが良いでしょう。
塩がマトウダイのうまみを引き立ててくれます。
- マトウダイの切り身に塩を振って10分ほど置く
- 水分を拭き取りグリルで焼く
※参考:https://cookpad.com/recipe/6956846
酒蒸し
マトウダイは酒蒸しにすることで、身がふわふわになり上品な味を楽しめます。
簡単に作れるのも魅力のひとつですね!
- マトウダイの切り身に塩をふる
- 水気を拭き取り、エリンギなどお好みのキノコと共にフライパンに入れる
- 水、酒、薄口しょうゆを加え5分置く
- 蓋をして強火で2分加熱してひと煮立ちさせ、弱火にして8分加熱する
※参考:https://www.kurashiru.com/recipes/239977c0-3f0e-4210-94b9-5718bb4d4a21
アクアパッツァ
マトウダイは、普通の鯛と同様にアクアパッツァにして食べるのもとてもおいしいです。
アクアパッツァは簡単に作れて見た目も華やかなので、おもてなし料理にもおすすめです!
- フライパンにニンニク・オリーブ油を入れ、弱火で炒める
- マトウダイに塩・こしょうを振り、皮目から焼きます
- 裏返し、あさり・ブラックオリーブ・ケッパー・ミニトマト・白ワインを加え、ふたをして弱火で約10分蒸し焼きにする
※参考:https://www.nissui.co.jp/recipe/00477.html
3.マトウダイのさばき方
まず、マトウダイのさばき方の動画です。
以降は、上記をもとにマトウダイの捌き方を紹介していきます。
頭を切り離す
まずは頭を切り離します。
マトウダイには鱗がないので、鱗を取る作業は必要ありません。
血合い・内臓を取り除く
頭を切り離すのと同時に、内臓と血合いも取り除き、中を真水で洗います。
3枚におろす
腹の方から包丁を入れ、背骨に沿うようにして三枚におろします。
4.マトウダイの処理・調理が面倒なときは?
最後にマトウダイの処理や調理が面倒な時の対処法をご紹介します。
いくらマトウダイが高級食材であり、大変おいしい魚だとしても、さばいたり調理するのは面倒なもの。
そもそもほとんど獲れない魚なので、食べたいと思ってもすぐに食べられるわけではありません。
最後に、そんな時の解決策をご紹介します。
切り身や刺身を利用する
まずは、スーパー等に売っている切り身や刺身の活用です。
切り身は捌く必要もなく、加熱などのひと手間で食べることができます。
ただし、前述のようにめったに手に入る魚でもないので、ほとんど運任せになってしまうのが難点です。
下味冷凍をする
切り身に下味をつけて冷凍すると、忙しいときに焼くだけで食べられるのでおすすめです。
休日など時間のあるときに味噌漬け・醤油漬けなど数種類作ってみるのが良いですね!
Fishlle!(フィシュル)のミールパックを利用する
「手間はできるだけ省きたい」という方におすすめなのが、このブログを書く当社が作っている未利用魚・天然魚のミールパック宅配サービス「フィシュル」です。
フィシュルの特徴は、
- 魚ごとに完全無添加の調味料で、一番おいしい味付けがされている
- 水揚げ後すぐに加工、冷凍しているので新鮮!
- 解凍するだけ、焼くだけで食べられる
こんなところです!
もちろんマトウダイも加工してミールパックにしてお届けしています。
ハーブオイルマリネや和風カルパッチョに加工していてどちらも絶品ですよ!
しかも毎月、新フレーバーをお届けしていて、かんたんなアレンジレシピもお届けしていますので、色々な種類の未利用魚を飽きることなく楽しんでいただけます。
- 6パック ¥5,390(税込)
- 10パック ¥7,980(税込)
- 16パック ¥11,000(税込)
と、3つのプランをご用意しています。
下記ページからお申し込みいただけますので、ぜひ試してみてくださいね。
マトウダイの食べ方・レシピは豊富!おいしく食べよう!
スーパーなどではあまり見かけませんが、マトウダイは高級食材の名に恥じない絶品の魚です。
今回ご紹介したレシピを参考にいろいろなマトウダイの魅力を味わってみてくださいね。
もちろん、当社の未利用魚ミールパックの宅配サービス「フィシュル」も利用おすすめです!
30%OFFでフィシュルをはじめよう!
メディアでも話題!
大人気の未利用魚ミールパック!
このブログで定期便を始めると、初回のご注文が30%OFF!
「blog30」と注文フォームに入力いただくだけ。
公式ブログだけの特別価格で、この機会にフィシュルをはじめてみませんか?